ビジネスロー・ダイアリー

中年弁護士の独り言兼備忘録

ダウンタウンについて②

まずはYoutubeやTickTockに代表されるSNSの動画共有サービスの魅力は何か。SNSという個人を発信する媒体であることから、彼ら/彼女らは日常・非日常を恣意的に切り取り、配信し、自らのストーリーを視聴者とともに現在進行形で作っている[1]。Youtuberは自ら舞台を作り、自ら切り取っているのだ。この編集能力の巧拙が人気に大きく影響するように思う[2]。Youtubeの大きな特徴はYoutuber自らがプレイヤー兼ディレクターとなっている点にある。言い換えれば、自分自身の手で自分をスターにしているのだ。

 

[1] そのため、視聴者もYoutuberを自分ごとにしやすく、一部のYoutuberは熱狂的な人気を誇っているのだろう。

[2] これが上手であることと人気が比例する訳ではない。例えば、本田翼さんは決して他のYoutuberと比べて上手な編集ではないが、いい意味で素人っぽさが残る編集も含め、絶大な人気を誇っている。大事なのは自分にあった編集手法を身につけることなのであろう。